【私はこれかも?】②HSP

HSPって?

HSP(Highly Sensitive Person)という言葉を耳にする機会が増えてきてますが、ご存じですか?
日本語では、「繊細さん」と言われたりしてます。
音や光に人よりも敏感だったり、他人の気持ちを自分のことのように感じてしまったり、傷つきやすいなどの特徴があるそうです。
私はあまり詳しくなくて、ネットでいくつかHSP診断をしてみましたが、
どれも「あなたはHSPです!」とのお墨付きをいただきました笑

特に自分に当てはまると思ったところは、
・物事を深く考える
・傷つきやすい

・一人の時間が必要
・芸術に感動しやすい
・大きめな音にすぐ反応する

などでした。

私のHSPなところ

HSPは生まれつきの気質であって病気ではないため、治療するものではないそうです。

「私はこういうことが苦手なんだ」と自分の性質を理解して、あとはそれに対処するべく環境を整えたり工夫していくことがいいとのこと。

日本人はもともと繊細で、周囲に気を遣って疲れる人が多いため、「私はHSPだったんだ!」とわかって心が楽になった人は多そうです!

私は間違いなくHSP!

さて私の場合ですが、HSPかHSPじゃないかと言われたら、確実にHSPなんだと思います!

そして数冊HSPの本を読んでみて思ったことが、

「HSPの気質があったからこそ、私は家庭から受ける影響が大きかったんだろうな。」ということでした。

「人の気持ちがわかる」からこそ、母の顔色を見て、母の気に入るような自分でいようとした。

「傷つきやすい」からこそ、母のきつい一言がいつまでも呪いみたいになっていた。

敏感でない子どもなら、案外すぐ忘れてパーッと遊びに行きそうな出来事も、ずっとしばらく傷ついたままでした。

父が母にひどく言われていたときも、言われた父は数時間後にはケロッとしているのに、それを見ていた私の方がずっと苦しい気持ちになっていたりする…。

もちろん私の傷つきやすさだけではなく、家族の関係性の問題、母の性格の影響などありましたが、
世の中で聞く毒母エピソードに比べるとうちの母はだいぶ普通な方なので、
私自身のHSP的性質がなければ、ここまで自分の中で抱える問題にはなってなかったかもしれません…。

HSPではあるんだろうけれど…

ただ結論からいうと、HSPという考えが私の場合はあまり助けにはなりませんでした。

自分の傷つきやすさや繊細さは、子どものときからわかっていましたし、
それよりも日々の生きづらさを何とかしたくて、その方法を知りたかったので、
「HSPだから仕方ないんですよ」と言われてもどうしたらいいの…!
というような気持ちでした。(別に言われていませんが笑)
もちろんHSPという名前がつくことで安心することはあると思いますが、あくまで自分を理解のための一つの入り口、という気がします。

つまりHSPという自分の性質を理解したうえで、

目の前の問題に対処するためには、結局また他の方法が必要になるし、

家庭環境やトラウマ体験などの傷つきを癒すには、そのための別の方法が必要になるのではないかと思います。

そしてその別の方法を探すときは、「HSP」というくくりで探す必要もないのかなぁと思いました。

なぜならHSPの体験談やコミックエッセイを見ると一人一人困っている内容とレベルにかなり違いがあるため、そうなると対処法もその人によって全然違ってくる気がするからです。

HSPの感覚過敏(大きな音が苦手など)などで困っているような場合なら、イヤホンをするなどまだ共通する解決策がありそうですが、
例えば私のように家族関係からきている生きづらさについては、結局パーソナルに考えなくてはいけなくなります。
HSPの本には「そういう場合はカウンセリング」とやはり書かれていました。
(そして私は、カウンセリングが合わないので自分で探っていくしかない~)

そのため、HSPは「自分はHSP」とわかったところからがスタート!
な概念なのかなと思いました。

今後を考えるための一つの指針、、くらいな感じではないかと個人的には思います。

なんだか曖昧なまとめになりましたが…笑

以上になります。ここまでお読みいただきありがとうございました!^^

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